
このページは、2014年秋アニメ『天体(そら)のメソッド』の弊Blogの舞台めぐり記事のまとめとなります。
インデックスとしてご活用ください。
作成した記事群は、メインの舞台・北海道の洞爺湖町、札幌市だけではなく、7話「私のなくしたもの」にて出てきた香川県の予讃線豊浜駅や東京都内のカットなども実際に訪問し、その模様も収載しております。
以下、このページのご案内及び注意書きとなります。
☆☆【記事のスタンスについて】☆☆
・当Blogでは話数別ではなく、場所・地点ごとに記事を各々構成しております。
・洞爺湖エリアではさらに細かく6箇所に分けて紹介してあります。
・コミカライズ版に関しては収載は今のところ予定はしていませんが、そのうちやれればなと考えております。
・また、ネタバレはそこまではしていないつもりですが、一応全13話分の内容を随所に織り交ぜております。ご承知おきください。
☆☆【記事ラインナップ】☆☆
●北海道・石狩地方
・札幌編(1~13話) ←北美中学校(赤レンガ庁舎)、大通公園など。
●北海道・胆振地方(洞爺湖温泉街エリア)
・洞爺湖温泉-街中編-(1~13話) ←霧弥湖温泉バスターミナル、のぞみ亭など。
・洞爺湖温泉-湖畔編-(1~11話)
・金比羅山・西山編 (ED,3,4話) ←3話のオリエンテーリング登山の舞台。
●北海道・胆振地方(洞爺湖エリア広域)
・壮瞥町編(1~13話) ←天文台やしいはら本舗の建物モデルなど。
・洞爺湖北部(旧・洞爺村)・西部編 (1~13話) ←5話で花火をした桟橋など。
・内浦湾-虻田・豊浦-編 (ED,7話)
★14話OVA(壮瞥・洞爺湖温泉街・湖畔)
・14話+α 夏の洞爺湖(壮瞥・温泉街・湖畔・北部) ←本編(13話まで)の夏景色の一部も掲載。
●関東地方
・東京 -初台・銀座- 編(7話)
●中国・四国地方
・香川・豊浜編 (7話)
☆☆【公共交通機関のアクセス(洞爺湖方面)】☆☆
他の記事でも言ってきましたが、洞爺湖エリアの舞台を一通りめぐるには基本的に車推奨です。
ですが、洞爺湖方面の訪問の半分くらいは列車とバスで巡った身でもありますので、そのあたりについていくつか。
まず、札幌や新千歳空港方面から日帰りで行くなら、鉄道(JR北海道)ですと土休日などに使える「一日散歩きっぷ」(2016年度では冬季を除いて販売。)、また青春18きっぷシーズンなら18きっぷを利用して、普通列車で洞爺湖方面の最寄り・洞爺駅や伊達紋別駅へと向かうのが比較的コスパの良い行き方です。札幌からですと朝6時台に出れば秋~冬場でも5~6時間は日が出ている間に、洞爺駅→(冬季は閉鎖される西山・金比羅山)→温泉街→壮瞥町方面を巡ることも十分にできますしね。
ただし、普通列車や接続する道南バスの本数はあまり多いとは言えない(日中は1~2時間に1本はザラ)ので、時刻に関しては事前に調べておきましょう。
次に、札幌⇔洞爺湖温泉・豊浦線の路線バスを利用して、札幌からとうや水の駅や浮見堂公園も訪れるのも可能なんですが、水の駅から温泉街方面へと向かうバスが札幌・洞爺湖温泉線を除けば一日4~5往復しかないため、洞爺湖北部(旧・洞爺村)はバスを使ってめぐるのはあまり現実的ではないと思われます。
このくらいでしょうかね?無論、北海道内の特急が乗れるフリーきっぷを持っている場合は特急列車で行くのが最善だとは思いますが。
◆◆舞台探訪(聖地巡礼)マップの見方◆◆
★赤点:アニメ本編に登場した箇所(以下の地点以外の)。
★黄点:洞爺湖温泉-街中編-に登場した地点。
★緑点:洞爺湖温泉-湖畔編-に登場した地点。
★茶点:BD修正版にて登場した地点。
★青点:放送前PVやキービジュアルなどその他要素として登場した地点。

2014年秋アニメ『天体のメソッド』の舞台めぐり記事です。
大変長らくお待たせしました。洞爺湖エリアの地域別記事も今回でラストです。
というわけで、この第六弾では円盤を呼び寄せた天文台や、しいはら本舗の建物モデルがある壮瞥町エリアをご紹介。
※その他、洞爺湖の記事は以下↓
●円盤の街の湖畔『洞爺湖温泉-湖畔-』
●円盤の街の街中『洞爺湖温泉-街中-』
●浮見堂公園やサイロ展望台、三豊トンネルなどの『北部・西部』
●火山遺構が多く残る『金比羅山・西山』
●豊浦駅など『内浦湾-虻田・豊浦-エリア』
※訪問時期は10月終わりと11月下旬の雪の無い(少ない)時期のものになります。後述しますが、森と木の里センターは、そこへと続く道自体11月以降次の春まで通行止めになっていますので冬シーズンの訪問はできません。予めご了承くださいまし。
※以下、壮瞥温泉エリアから東へ(天文台がある森と木の里センター方面)と紹介します。
※【2015年4月21日追記】:森と木の里センターの天文台の内部を3月中旬に特別な許可を得て、管理者の方の同行のもと見学させていただきましたので、その模様を追記いたしました。
※【2015年12/8追記】:民芸御殿最寄りバス停の停留所名変更について追記いたしました。
<THE EARTH VIBRATION とうや 3話>


3話のオリエンテーリング回で出てきた湖畔の彫刻その1『THE EARTH VIBRATION とうや』(近持イオリ 作)
壮瞥温泉と東丸山バス停の間にあります。
<レストハウス梓のひまわり畑 1話>


日暮れギリギリかつ、ひまわりのシーズン終わりがけに来たもんでこんな写りに・・・。
ただ、この広々とした風景自体はこの壮瞥エリアではなく、湖西側の成香や香川の方の農場の方っぽいなあとは思いますが・・・・(調査中)
<民芸御殿 OP,1,2,3,4話など>


しいはら本舗の建物モデルとなった、昭和新山登山口にあるお土産屋『民芸御殿』。
民芸事の体験プログラムの掲示が見られるなど団体客をメインターゲットにしているお土産屋故に、午後の遅い時間に訪れると既に閉まっていることが多いですが。。
まずは、OPから。


1話。












2話。




3話。




4話。このほかの話にも多数登場していますが、キリゴンの立て看板を湊太が
なお、この民芸御殿。店の方の話によると洞爺湖温泉観光協会の方を介して店舗部分を登場させるに至ったんだそうです。
※民芸御殿や古宮邸のモデルとなったこのエリアは、道南バス
<古宮邸の建物モデルその1(民芸御殿南隣) 1,12,13話など多数回>


乃々香の家のモデルその1は、民芸御殿の南隣の建物でしたね。
ここに関しては、灯台下暗しというか物語終盤になってBlogへのコメントや他の探訪者さんが気づかれるまで自分も完全にスルーしていたり・・・・・。いやはや、改めまして情報の方ありがとうございました。


ちなみに、ここの建物。数年前まではジェラート屋さんだったそうなのですが、今は空き家なのかどうかよくわからない状態でした。
そして、モデルその1と言ったのは、上の比較用キャプを見てもらえればわかるかと思うのですが、古宮邸の左半分の緑色の屋根が目立つ方がこの民芸御殿の南側の建物をモデルにしているからということです。
その2(2階建て部分のある方)は、次の箇所で。
<四十三山(よそみやま)散策路入口(古宮邸の建物モデルその2) 1,2,9,12話など多数回>


次なる場所・古宮邸の立地モデル兼建物モデルその2は、民芸御殿のあるエリアから洞爺湖温泉街方面に戻り、四十三山(よそみやま)・明治新山のフットパス・登山口入口付近へと移ります。
この箇所紹介でも後述しますが、セイコーマート壮瞥温泉店とペンションおおのの間の道を南へ行ったところになりますね。
まずは、1話より。


2話。砂箱は一致しますし、ガードレールも大体合いますね。






9話。




12話。四十三山の登山口方面を向いたカット。
3月中旬で平野部は雪が大分なくなってきたとはいえ、このあたりは残雪がまだまだ残ったまんまでしたね。夏のオンシーズンにでもまた来ないとですな。


さて、建物モデルその2についての話を少しだけ。
さきほどのその1最後に述べたように、車庫のある2階建ての建屋はこの登山口にあるこの建物(旧北大有珠火山観測所)をモチーフにしているのでは?という説が有力かと。
完全に合うわけではありませんが、屋根の形状や1階の車庫部分もそれっぽいですしね。
ちなみに、現在の北大有珠火山観測所は、天文台のモデル「森と木の里センター」敷地内にあるので、作中の設定としては、この四十三山の上にノエルと出会った天文台があるという設定なのでは?という説が舞台設定として一番しっくりくるのかな?と。


また、四十三山の登山口へと至る際に目印としてセイコーマートがあるという話をアクセスのくだりでちらっとしましたが、1話などで乃々香が買い物で訪れていたのもセイコーマートでしたね。
描かれていたのは、壮瞥温泉ではなく洞爺湖温泉街の洞爺たなか店の方(上の比較写真)でしたが、舞台設定としてはその洞爺たなか店の奥にこの古宮邸があるという感じになりそうだとも考えられますね。
地図で明示したわけではないので、わかりにくい説明だったとは思いますが古宮邸とノエルと出会った天文台、そして温泉街はどうやらこうやって繋がっているのではないかと思います。
<森と木の里センター(外観) OP,1,2話など>


天文台のモデルとなった森と木の里センター。
この施設は基本的には、天文台のある建物含めて泊まり利用で内部の見学ができる(詳細は後述)とのことですが、この日は併設してるキャンプ場を使っている方々がいたこともあり外観だけは回収できる状態にあったので、管理元の許可も得て外観のみ撮影しました。
※【2015年4月21日追記】:掲載した残雪の残る写真や森と木の里センターの天文台の内部に関しましては、3月中旬に特別な許可を得て、管理者の方の同行のもと見学させていただいた際に撮影したものです。
※森と木の里センターへの一般利用による立ち入りは、オンシーズンとなる春(5月)以降、正規の手順を踏んでから行っていただくようお願いします。また、ご迷惑になるので関係部署などへの問い合わせなどはお控えいただくようお願いいたします。


OP。






1話。




2話。








<森と木の里センター(内部) 1,8,9,10話など多数回>


続いて内部。天文台と宿舎の間の渡り廊下部分が頻繁にノエルとの回想シーンで出てきましたね。
まずは1話より。


渡り廊下と天文台全体が映るカットは要広角。






見学させていただいた時、わずかながら残雪が残っていたので、ノエルが乃々香を7年間待ち続けた情景が目の前に広がっていました。


8話。






9話より。


要脚立のカットです。




この渡り廊下は、天文台内部とは異なりオンシーズンの宿泊の際に撮影の方は普通にできるそうです。
<森と木の里センター(天文台内部) 1,8話など多数回>


1話。キービジュアルでおなじみの天文台1Fから続くらせん階段より。管理人の方曰く、かつてはこの1F部分まで中央の丸柱があったのだとか。(比較写真で木のボードがあるところ。)


最上階の天文台ドーム内より。待ちぼうけるノエル。




白い手すり自体はドーム内ではなくその登る途中にある螺旋階段にありました。


なお、最上階の天文台ドーム内全体のカットなんですが・・・・


作中と違って5人が囲んでも余りあるスペースがあるわけでもなく、本当に狭いのでドーム内全体を捉えるには相当な広角が必要かと。
作中では天文台内の描写が数多く見られますが、今のリニューアルした天文台ドームではなくリニューアル前の内部を参考にしているそうですね。例えばBDに付属していた設定資料などをみせていただいた限りでは、机などの備品などのパーツは昔あったものが作中で使われている具合に。
故に、他のカットの比較の方は割愛とさせていただきます。
ところで、天文台の内部なんですがこれが一般利用で見学できるどうかは運が絡むところがありまして・・・。
このセンターの宿泊はオンシーズンにはいつでもできるんですが、天文台の天体観測ドーム内部に入るには、事前に天体見学の申込みをして、かつ管理人さん(洞爺湖のトッシーさん)の予定が合って、天体観測に十分な天候の日のみになるんです。
つまるところ、この条件をすべて満たして、やっとこさ天体の説明も含めた観測見学ができるということなので中のカット回収するというのは割とハードルが高いのかもしれません。(但し、ドーム内は前述のとおりあまり一致しません。)
壮瞥町編は以上です。
主にノエル、乃々香、こはるの3人が深く関係してくる壮瞥エリアをめぐることで、天メソ世界の個々の場所設定についての理解がより深められたのかな?と、3度ほど訪れてみた感想としてはそんなところでしょうかね。
個々の舞台モデルが点々としていても、何かしらの繋がりをもって背景として描いてもってくる。巡っていてこういう発見ができるというのもこの作品が丁寧に背景に接しているという一つの魅力なのかなと。
なお、この壮瞥町。咲の有珠山高校編の舞台にも多々登場しているのでそれとセットで訪問してみるのもいいかと思います。
最後に。夏のオンシーズンにも訪れる予定ではいるのですが、今のところ行けるか未定なので洞爺湖のエリア別記事はこれにて完結とさせていただきます。
駄文や脱線も多かったかと思いますが、約7か月近くこの舞台めぐり記事群にお付き合いいただきありがとうございました。
◆◆舞台探訪(聖地巡礼)マップ◆◆
【壮瞥町広域】
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【壮瞥温泉エリア】
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一部画像は比較研究目的で引用しております。
『天体のメソッド』の画像著作権は、©霧弥湖町観光協会 に帰属します。

2014年秋アニメ『天体のメソッド』14話の舞台めぐり記事です。
今回は、どこかほっこりするSS的スピンオフのOVA14話の舞台紹介になります。
これまでの記事は、昨年秋~今年春先にかけてのみの訪問だったため心寂しい冬景色が多めでしたがこのスピンオフ回のリリースは7月末。つまり、夏真っ盛り!
ということで、去年ではできなかった作中の大半を彩った透明感溢れる夏景色の取材もついでにやってしまおうとなりまして、今回は14話の他に一部(雨天のためほんとざっくりと数か所のみ)夏っぽさの残るシーンもついでに収載することとしました。
※壮瞥のレストハウス梓(ひまわり畑)→温泉街→珍小島→とうや水の駅(北部)の順と、大体14話の話の進行順に紹介します。
※一部住宅地となっている場所もあります。住民の方々などへ迷惑をかけないなど節度を持っての訪問をお願いいたします。
<レストハウス梓(壮瞥のひまわり畑) ED,PV>


EDのひまわり畑のモデル(と思しき場所)・・・なんですが、小ぶりでかつまだオンシーズンではなかったですな・・・(


PVに登場した山側にある三角屋根の一軒屋(写真左手奥)。1年前の記事ではバスの車窓越しに撮ったっきりだったので一応追記。
<四十三山(よそみやま)散策路入口(古宮邸の建物モデルその2) 9,13話など>


9話より。乃々香の家の立地の設定となった場所ですね。


13話より。ノエルのいる天文台へと作中では繋がっている四十三山の散策路入口の階段も、雪に覆われた冬季とは違った趣。


<セイコーマート洞爺たなか店 14話(マップは黄点)>


ここから14話の汐音を尾行するシーンへ。セコマも6話以来の登場となりました。






店内から洞爺観光ホテルを向いて。
※店内の撮影の許可得済


<洞爺湖ビジターセンター 14話(マップは黄点)>


4話以来登場となったビジターセンターの外観なんですが、これ。相当広角じゃないとキャプ右手奥に見える団地(桜ヶ丘団地)まで写りこまない仕様だったり。

自分のカメラだと団地を入れ込もうとするとこんな感じに。


館内。本編で描かれているキリゴンの特撮映画のそれぞれ横にあるポスターなんですが・・・。

すぐ近くの壁沿いに展示されているモノを持ってきているみたいですね。(特に、右側の夕景のポスター。)










<金比羅火口災害遺構散策路入口 ED>


ビジターセンター裏の金比羅フットパスの温泉街側入口。
草木も萎れかかってる秋口と違って、EDで描かれた紫陽花の咲き誇るシーズン真っ盛りだとこうなります。
<洞爺湖駅前桟橋 13,14話(マップは緑点)>


14話の尾行シーンその2。


13話より。乃々香と汐音の絡みで度々登場したこのベンチも13話放送時は冬季ということもあり、撤去されていたのでやっとこさ撮影できました。




置かれた箇所こそ、モニュメント(風)のさらに左側と異なってはいますが・・・。


<有珠山噴火記念公園(月の光) 14話(マップは緑点)>


14話尾行シーンその3は、5話に汐音が温泉街を見て黄昏るシーン。そしてひだまりスケッチ×ハニカムの修学旅行編でも一瞬出てきたモニュメント『月の光』界隈より。


モニュメントの裏側から映りこむとはw




<有珠山噴火記念公園(珍小島) 14話(マップは緑点)>


14話の尾行シーンその4は先ほどの月の光の西側にある陸繋島。
珍小島(ちんこじま)というネーミング故に、数々のバラエティ番組にも取り上げられそうな島だなあと思ったらその通りだそうで。


草木こそ生い茂っていますが、一応島の奥まで径が通じている(途中に墓らしきものも)ので作中同様島には入れたり。


径を進んだ先はこのように目の前に中島(大島)が林の中から見えます。


路の分岐具合はそれとなく合いますね。
14話分はここで以上です。
<サイロ展望台 3話>


ここからは、洞爺湖西部・北部の夏のカットを少しばかり。
まずは、オリエンテーリング回(3話)のサイロ展望台外観。
そして、展望台から見えるこはるの観光ポスター・・・・といきたいところなんですが、湖は霧がかっていてまた持ち越しに・・・。
<洞爺小公園・洞爺中央公園 12,13話>


12話より、とうや水の駅横の砂浜。夏のハイシーズンだけあって、雨天でもキャンパーがいっぱい野営してました。


13話。
<洞爺湖美術館前 ED>


ED終わりより。水の駅東隣の美術館前から。

本編のカット比較は以上なんですが、最後に洞爺湖温泉バスターミナルの2Fで飾られているキャラクターパネル群。
約4か月ぶりに訪れてみると、またさらに増えててすっかり大所帯に。

新たに北美中の冬服版だったり・・・・

ノエルのお気に入りのキリゴンのパネルが増えてましたなw
というわけで、霧弥湖の14話&夏編でした。
昨年の秋口に最初に行って以来ほんと天気には恵まれないのは残念ですが、今回は緑に囲まれた画が撮れただけでも満足・・かな(?)。
OVAも出て作品として一段落ついたこの天メソ。
次回はこのBlogからどういう風にアプローチしていくかは未定ではありますが、何か心を揺り動かす動きがあれば追っていければいいななどと。
◆◆舞台めぐりマップ◆◆
【洞爺湖南部(壮瞥西部・温泉街・噴火記念公園)】
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【洞爺湖北部・西部広域】
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『天体のメソッド』の画像著作権は、©霧弥湖町観光協会 に帰属します。

2014年秋アニメ『天体のメソッド』13話までの舞台めぐり記事です。
今回は13話(7話のBD修正版含む)までの洞爺湖の北西側・西側(旧・洞爺村)界隈となります。
さてさて、温泉街の方などを中心に結構なカット数、舞台背景の数となっていることもありまして、この洞爺湖編は・・・
●円盤の街の湖畔『洞爺湖温泉-湖畔-』
●円盤の街・霧弥湖町の街中『洞爺湖温泉-街中-』
●浮見堂公園やサイロ展望台、三豊トンネルなどの『北部・西部』
●火山遺構が多く残る『金比羅山・西山』
●天文台やしいはら本舗の建物モデルがある『壮瞥町』
●豊浦駅など『内浦湾-虻田・豊浦-エリア』
の6つのエリアに記事を分けて紹介することとしました。
※この記事では、北部、西部(とうや水の駅の桟橋~三豊トンネルの順)を基本的に南下する形で以下ご紹介。
※【追記(2015年5/17)】:BD版7話の幌美内駅のモデルの差し替え(豊浜駅→とうや水の駅)についての記述を追加しました。
<とうや水の駅の桟橋 OP,5,13話など>


札幌から車で中山峠を越えて訪れる場合、最初に立ち寄りやすし洞爺湖町の旧洞爺村エリアにあります。
まずはOPより。欄干の色が改変されていますね。


以下13話より。




13話大団円エンディングもこの桟橋からでしたね。
<とうや水の駅 7話(BD修正版)>


※情報は、ヒパイストの探訪メモの管理人さん(@hiphaist)さんから戴きました。
7話で乃々香たちが霊園へと向かう途中でバスに乗り継ぐシーンに出てきたバスとの乗り継ぎ駅。
TV版では香川県観音寺市(旧・豊浜町)の予讃線豊浜駅がモデルになっていたのですが・・・・・・・・
なんとBD版では修正されて、先ほどの桟橋の手前にある「とうや水の駅」の建物が駅舎部分として差し替えられていましたね。


TV版7話の豊浜駅との比較。
※【参照】:天体のメソッド 7話 香川・豊浜編
BD版では地図部分も北海道全図に替えられていたりはしますが、その他の背景は豊浜駅のままなんですね。
いやあ、確かに洞爺・虻田エリアには香川県の西讃からの入植者が多く、特にこの旧洞爺村は旧三豊郡財田町(現・三豊市)からの移民が多いから、豊浜の駅を出してきたのかなあ?という話を上の参照記事でもしたんですが・・・
これ、元々とうや水の駅を描くつもりだったのでしょうかね?謎が深まる差し替えというかなんというか、えぇ(困惑)
<洞爺小公園・洞爺中央公園 ED,12話など>


水の駅の桟橋の西隣。EDより。


12話。桟橋手前からの撮影。
<HONDA看板前(新聞販売所) 3話>


オリエンテーリングで湊太と柚季の班が鉢合わせした場所。洞爺小・中央公園と浮見堂公園の間の新聞販売所のあたりになります。






<浮見堂公園 3話>


この中島のカットは・・・湖の反対側から撮るor左右反転の方が合いそうですね。


この日は水位が低かったのでこんな感じに。


浮見堂。厩戸王(聖徳太子)が祀られているのですが、この御堂自体は平成15年の落雷火災で焼失した後再建されたものなんだそうです。










柚季を見ていると、ここまで喜怒哀楽が激しく、そして何より活き活きとした(?)演技をする豊崎さんの役は久々だなあと思わされたりw


浮見堂へと渡る入口のあたり。左に見えてる岩は湖畔の彫刻『夢洞爺』(空 充秋 作)の一部。




同じく園内にある彫刻『輪舞』(國松 明日香 作)。3話で壮瞥町の洞爺湖園地→財田キャンプ場→この浮見堂公園の輪舞と洞爺湖一周(?)オリエンテーリングの途中でまわっているシーンにて。
<STONE BOY-KAZE(TOYA)・財田キャンプ場 3話>


3話の彫刻その2。
<サイロ展望台 1,3話>


湖の北西、国道230号沿いにあるレストハウス兼展望台。
まずは3話より。




1話。店内の雑貨のお土産の売り場。しいはら本舗の店内のモデルになった場所でもあります。
撮るのを忘れましたが、トイレ近くには、こはるのキービジュアルのポスターが飾られていたり、こはるの実家のモデルとして取材されていることがうかがえます。
※撮影許可を得て撮影。


12話。


13話。


なお、外に置いてあったヒグマの剥製は建物自体のモデルになった民芸御殿のものより似ているような。

店内に掲示されているこはるのポスター。

POPにもサイロ展望台の娘役!ということにも触れられていました。

脱線しますが、この展望台の店にあったこの萌えキャラ。
洞爺湖エリアに眠る竜の秘宝『竜の涙』を探しているとうやっこちゃんというんだそうです。こんなご当地キャラもいたとは・・・。
<三豊トンネル 1,8,9話など>


乃々香が霧弥湖町に帰ってくるシーン。
まずは、道央道虻田洞爺湖インター側の入口のカット。徒歩で訪れたので歩道側から撮りましたので若干ずれています。




洞爺湖側のトンネル出口。これも歩道からの撮影。


8話。
話も中盤、終盤になってくると、このトンネル。
作中では霧弥湖温泉街から札幌が背景モデルになっている北美市内(路線バスで市内の中学校に通っていることから、洞爺駅など内浦湾沿いに位置設定があると思われる。)をつなぐもの、そして乃々香にとってこの霧弥湖町と外の世界をつなぐものという風に見れてくるのかなと。


9話。虻田洞爺湖インター側のトンネルの出入り口より。
というわけで、今回は以上です。
旧洞爺村エリアから洞爺湖温泉街手前の三豊トンネルまでの北部・西部一帯を一気に紹介してきましたが、このあたりに関しては温泉街や壮瞥町方面と異なり公共交通機関(バス)だけで巡るのは厳しいかと。水の駅までは温泉街から一日数往復ほどバスがありますが現地での折り返し時間が僅かしかないですしね。
さらにはアップダウンも多いため自転車も不向きという具合なので、この北部・西部エリアは車で巡ることを推奨します。
※ウィンザーホテルからの湖俯瞰カットは後日収載ということで。
◆◆舞台探訪(聖地巡礼)マップ◆◆
【洞爺湖北部・西部広域】
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【北部・旧洞爺村エリア】
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『天体のメソッド』の画像著作権は、©霧弥湖町観光協会 に帰属します。

2014年秋アニメ『天体のメソッド』7話の舞台めぐり記事です。
今回は先日、内浦湾-虻田・豊浦-編にて舞台情報として掲載した「幌美内駅」のモデルとなった、四国は香川県観音寺市(旧豊浜町)の豊浜駅の紹介となります。
※【追記(2015年5/17)】:BD版7話で豊浜駅舎部分がとうや水の駅に差し替えられていた情報について追記しました。
<予讃線豊浜駅 7話>


TV版7話で乃々香たちが霊園へと向かう途中でバスに乗り継ぐシーンより。
まずは駅舎全景。


観光案内地図の看板隣は作中のようなバス停は無く、朝夕ならタクシーが常駐しているのだとか。
ちなみに。次のカットで出てくる花屋さんはTV版では東京・銀座の野の花 司になっているなど、この一連のシーンの現実の地理関係が、もう・・わからないですな。はい。


洞爺湖北部・西部編でも触れましたが、BD版7話では駅舎部分がとうや水の駅に差し替わっていました。
しっかし・・・明らかに水の駅の建物より小さい駅舎部分に置き換えてしまったせいか大きさが妙に気持ち悪い感じになってしまいましたね・・・・。
幌美内駅訪問自体は以上です。
列車で訪問する際には、普通列車しか停まらなく、さらに本数も時間帯によっては多くなかったりするのでその辺は各自調べて行くのを推奨します。
あと、隣駅が観音寺ということもあり、同じく2014年秋クールに放送された『結城友奈は勇者である』の市街地の舞台訪問もついでにやっていくのもおすすめです。

ここからは余談ということで。まずはその1。
洞爺のあたりは、明治の開拓期に香川県(特に現在の観音寺市を含む旧三豊郡のある西讃地方)からの入植者が多数入ってきていていました。現在の洞爺湖町内の地名などでも、作中で北美市(札幌)と霧弥湖町(洞爺湖町)を結ぶ三豊トンネルや、3話のモニュメントで登場したSTONE BOY-KAZE(TOYA)のある財田キャンプ場の財田、洞爺湖の北西に香川という交差点がある香川地区など、西讃に関連する名前が各所で見られます。
上の写真、ゆゆゆにも頻繁に出てくる財田川の三架橋のものですが、その財田も旧・財田町(現・三豊市)のことですし、そういった地名の由来の要素も制作サイドは調べてはいたのではと思われます。
・・・そういえば、ゆゆゆの中盤には、その"財田"トンネルも登場していましたし、ほんと天メソと同クールにやったのは何かの縁かもしれませんなw

余談その2。
この豊浜訪問の際に直接使ったわけじゃないんですが、九州から北に戻るついでにこんなゆゆゆネタの乗車券を出してみたりしましたw
天メソの舞台はとりあえずは全エリア訪問完了ということで。
あとは、天文台の中など雪解けを待って洞爺湖にもう一度ほど行ける機会があればいいのですが、どうなるやら。
◆◆舞台探訪(聖地巡礼)マップ【豊浜駅】◆◆
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