
このページは、2015年秋アニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(TVアニメ版)の弊Blogの舞台めぐり記事のまとめとなります。
インデックスとしてご活用ください。
作成した櫻子さんの記事群は、メインの舞台となった北海道(道北地方)の旭川市や増毛町等を取りあげています。
以下、このページのご案内及び注意書きになります。
☆☆【記事のスタンスについて】☆☆
・当Blogでは基本的には話数別ではなく、場所・地点ごとに記事を各々構成しております。
・ネタバレの範囲は一部例外を除きアニメ版全話になります。ご承知おきくださいませ。
・原作小説版の舞台巡りは気が向いたらエントリに追加したいと考えております。(未定)
☆☆【TVアニメ版『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』記事ラインナップ】☆☆
●北海道旭川市(上川地方)
・その①旭川市・当麻町・美瑛町(1~4話)
・その②旭川市(6~10話)←6話以降分は冬場の積雪後のものになっております。ご了承を。
●北海道増毛町(留萌地方)
・増毛町(1話)
◆◆舞台探訪(聖地巡礼)マップ【全エリア】の見方◆◆
★赤点:アニメ本編(旭川エリア)に登場した地点。
★緑点:アニメ本編外(旭川エリア)にて登場した地点。(地域協力店や店舗特典絵等)
★青点:アニメ本編(増毛・留萌エリア)に登場した地点。
★黒点:アニメ本編(その他エリア)に登場した地点。
★黄点は旭川電気軌道(バス)で舞台めぐりの際に使い勝手の良いバス停。
★水色点は道北バスで舞台めぐりの際に使い勝手の良いバス停。

2015年秋アニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』第壱骨~第肆骨(1~4話)の舞台巡り記事です。
北海道、旭川。
この地をめぐって起きる数々の殺人事件や「死」の臭い。
これを櫻子さん(九条櫻子)がある時は骨の標本士らしく医学のまなざしから、ある時は探偵のごとく心理面から淡々とかつサクサク謎を解いていく物語ですね。大数の論述問題における鮮やかな解法のごとく。
一視聴者としてももうちょっとダークで陰鬱とした作風なのかと思ったら、軽快にポンポン進んでいくので気持ちよく見れる作品なのかもしれませんね?あくまで序盤の感想ですが。
さて、背景面ではある時は開放感に溢れ、ある時は北国特有の鬱屈とした曇天や雨模様と季節感も巧く描かれており、道北特有の生々しい空気が伝わってくるかのようですね。
丁度一年前に、道内を舞台に描かれた『天体のメソッド』の透明感溢れる美しい背景とは好対照な背景とでもいいましょうか。
そんな、"時間の死んだ街"こと「旭川」エリアの舞台紹介は第壱骨~第肆骨(1~4話)の分から。
※旭川中心部→近文(高校のモデル)・嵐山公園→東光地区→永山エリア→旭川動物園・当麻・美瑛の順にご紹介。
※道路上のカットの撮影は往来の危険もありますので、なるべく脇に寄ってからにしましょう。
※一部住宅街が描かれているシーンもございます。住民の方々のご迷惑にならないよう節度を持った訪問をお願いいたします。
※また、旭川エリアはバスでもアクセス可能な箇所が多いので、マップ共々最寄りの停留場の案内を記載させていただきました。ですが、ダイヤ改正などで路線のルート変更や時刻変更は度々起きるものと考えられますので、公共交通機関(特にバス)と徒歩で訪問される際には再度各自調べていただくことを推奨します。
●●旭川中心部●●
<旭川駅北口 第肆骨(4話)、店舗別オリジナル特典(Amazon)>


4話にて藤岡と内海巡査が再開したのはすっかり新しくなった旭川駅北口。


北口ロータリー内のタクシー乗り場前あたりから。



藤岡の後ろに見えているのは今夏オープンしたばかりのイオンモール旭川駅前。
旭川エスタなどが入っていたターミナルビルの後釜の施設ですが、ターミナルビル時代と違って駅改札に直結しているので冬場は特に重宝しそうですな。暖を取る意味でも。


Amazonの全巻購入特典(収納ボックス)絵ではイオンモール前のタクシー乗り場(宮下通)から東向きのものですね。
<手の噴水(平和通買物公園北) 店舗別オリジナル特典(ソフマップ)>


旭川駅北口から延びている歩行者天国「平和通買物公園」を北に10分ほど歩いた先に鎮座するモニュメント(木内禮智 作)。買物公園には他にも様々なモニュメントがありますが代表的なものがこれなんだそうです。
<旭川常盤ロータリー(シンボルタワー) 第壱骨(1話)>


他所からだけではなく地元の方も通るのに慣れない(?)ことで有名なロータリー。
ラウンドアバウトの形にも見えるんですが、国道40号(昭和通)の通りが最優先になっているなど正確にはラウンドアバウトというわけでもないそうです。

常盤ロータリーの青看板。
九条通りがあるので、櫻子さんの名字はそこからとったのかな?などと。
<旭川中央図書館前 第壱骨(1話)>


先ほどの常盤ロータリー横の中央図書館の通り。
<旭橋 店舗別オリジナル特典(アニメイト)>


アニメイトの全巻購入特典絵(キャンパスアート)は、常盤ロータリーから国道40号を北に行った石狩川に架かる北海道三大名橋の一角「旭橋」。
明治25年に土の橋が架けられたのに始まり、昭和7年、鋼鉄製のアーチ曲線を描く橋が当時の最新技術を駆使して架けられた旭川市の象徴の橋ですね。

旭橋全景。
補足になりますが、ここまでの旭川中心部は徒歩だけで巡ることは十分できますので、JRで宗谷方面やオホーツク方面に向かう時の乗継時間の合間の散策にもいいかもしれません。
◆◆舞台巡りマップ(旭川中心部)◆◆
●●嵐山・緑町(近文)エリア●●
<旭川明成高校 PV第二弾、第壱骨・第参骨(1,2話)>


中心部から嵐山通を北西(近文方面)へ移動して、まずは正太郎たちが通う学校のモデルから。
EDにも取材協力として出てきている明聖高校こと「旭川明成高校」。
※実在の現役の学校がモデルになりますので、敷地内からの撮影は絶対にしないでください。また、訪問や撮影の際は生徒さん含む学校関係者の方々の迷惑にならないよう登下校時間を避ける等々ご配慮の方をお願いいたします。


1話。学校前の嵐山通の歩道はタイルに改変されているんですね。




正門前。








生物教師の磯崎といたビニールハウスも実在。敷地外からも見ることができます。


3話。
なお、旭川中心部からアクセスするなら旭川電気軌道33or3系統や道北バスの緑町13丁目バス停前が最寄りになります。
また、札幌からの高速バス高速「あさひかわ号」等でしたら川端6条10丁目バス停より徒歩5分ほど。
<嵐山公園展望台 第壱骨(1話)、店舗別オリジナル特典(とらのあな)>


1話冒頭の旭川市街地俯瞰は、「北の嵐山」こと嵐山公園の展望台からのもの。


とらのあなの全巻購入特典絵(タペストリー)も展望台の同じく2階部分から。
しっかし、旭川駅前の絵以外ほとんど魚眼レンズと一脚or脚立がいる仕様なんですね。この特典絵。
アクセスは車で展望台前の駐車場に止めて行くのが王道ですが、路線バスなら旭川電気軌道3or33系統旭岡3丁目停留所(夏季は野草園入口)から東側の登山道へとアプローチできます。
その登山道を30分ほど登った先になりますが、そんなに高い山でもないので散策感覚で全然行けてしまうかなと。
◆◆舞台巡りマップ(嵐山・緑町(近文)エリア)◆◆
●●東光エリア●●
<ティーハウス ライフ・ラプサン OP、第参骨(3話)>


外観は3話より。日本最北の紅茶専門店として有名な店なんだとか。

店内全体の模様は撮影NGでしたので、キャプだけになりますが。
OPや3話にて正太郎と鴻上さんがお茶していた席は入口入って左手一番奥の二人掛けの席になります。
※店内全体を撮影することはNGですが、自席付近や自席での商品の様子の撮影は可というのがお店のルールになっています。ご理解とご協力の方をお願いいたします。


正太郎視点の窓際二人掛け席のカット。




二人が頼んでいたのはケーキセット(880円)ですね。シフォンケーキはバニラ。
パンプキンやココア等の種類もありますが色が明らかに違いますしね。


ラプサンに初めて訪れた時、シフォンケーキの種類も何も知らずに行ってしまい・・・
外に出ずっぱりで身体が冷えて心がぴょんぴょんしたかったのか(?)無意識に何故かココア味を頼んでしまったり((
















店主さんのお話によると、今年6~7月ごろに制作陣や角川の担当者の方たちがマイクロバスに乗り込んで10人ほどで、このラプサンにもロケハンに訪れていたとのこと。その場で、念入りに調度品等含め隅々まで撮影されていたので今後もどういう形で細かい個所まで出てくるか楽しみですな。

その隅々まで取材していたエピソードの一つに、鴻上さんたちが座った二人掛け席とは反対側の店内北側にある掛け時計の話も。
今では作中とは別のものに取り換えられているのですが、ロケ取材当時振り子が壊れたままだったそうです。それが、まさか壊れた姿のまま出てくるとは。
旭川中心部から見たら東光エリアの入口付近にあるこのラプサン。
アクセスは旭川電気軌道1(内廻り・外廻り)号系統等で、東光1条1丁目停留所が本数の面でも最寄。あと、旭川駅から徒歩で30分ほどです。
<東光交番 OP、第壱骨・第弐骨(1,2話)>


内海巡査の勤務先の交番になります。
※現役の交番・駐在所ですので道の向かい側から遠目に撮影するなど配慮をお願いします。
<セイコーマート東光14条店 第弐骨(2話)>


地域協力にも名を連ねたセコマことセイコーマート。
原作では東光地区だとセブンイレブンが出てくるんですが(別の話)、観光需要もにらんでか北海道のご当地のコンビニに変えてきたってところでしょうか?



2話で正太郎に保護された
「ちっこいあーちゃんと赤い屋根のコンビニ!おでかけ!」
と言ってましたが、私も最初は赤い屋根・・・?セコマはオレンジだよなあ・・・?と思ってたんですが、東光14条店の裏側を見て納得。
確かに、赤い屋根のコンビニなんですな!
しかも、2話はアニメオリジナル回ですし舞台の要素をふんだんに作中に生かしているあたり・・・・できる。(確信)

また補足ですが、2話の事件の舞台となった富永家のモデルとなった民家も実在はします(比較写真は割愛)。
それも赤い屋根が目印になる方角に確かにあったあたり、舞台設定もしっかりしていたことが頷けますね。
<山下整形外科クリニック 第弐骨(2話)>


先ほどのセコマの向かいにある内海さんが聞き込みに訪れた外科医院。こちらも、地域協力のクレジットに名を連ねてますね。


ちなみに、このセコマや外科クリニック、そして後述するラベンダー公園がある東光地区の南東部は、東光16条5丁目停留所(旭川電気軌道1(外廻り・内廻り),19号系統等)が本数の意味で最寄りになります。
ラベンダー公園方面にもバス路線はあるんですが2時間に1本ほどなのであまり使い勝手はよくないです。
<東光ラベンダー公園 第弐骨(2話)>


2話で内海さんの報告を待った東光地区の南端の公園。


場面場面によって背景の家の位置や砂場の位置がズレていたりしましたね・・・この回は。


このカットだけは砂場とベンチだけの位置関係が合っている方で合わせました。


















鴻上さんがランニングついでにこの公園寄ってるあたり、東光地区またはその近辺に在住という設定なんでしょうかね?
赤い屋根のコンビニまで歩いて行ける範囲にあるいーちゃんの富永家の設定と同じく。
<エチュード洋菓子店 東光店(地域協力店)>

東光地区でロケハンがされた洋菓子のお店その1。

まだ本編の方には出てきていないのですが、エチュードさんの店内には櫻子さんの番宣ポスターだけではなくロケハン時の置き土産としてイラスト色紙も!

正太郎が描かれているのは加藤監督より。
ロケハン時にエチュード名物の「ひよこのお昼ねプリン」(ぷりんの殿堂第一位になった日本一のプリンなんだとか。)が気に入ったみたいで、今後出てくる可能性も高そうですねw

櫻子さんの方はキャラデザ兼総作画監督のサトウミチオさんより。
◆◆舞台巡りマップ(東光エリア)◆◆
●●永山・末広エリア●●
<ウエスタンパワーズ 第肆骨(4話)>


お次は旭川の北側の近郊、永山・南永山・末広(旭川新道沿道)エリアより。
まずは、4話で正太郎が母親と買い物に訪れた道北アークスが運営するウエスタンパワーズから。

店内は撮影禁止ですのでキャプのみにはなりますが、これは店内東側の青果コーナー。

店内西側の14番レジ付近。陳列棚の品々然りかなり一致するところは多かったですね。


買い物カートとかごの仕様もそのまま。






ウエスタンから北側のユニクロやあさひかわラーメン村方面を見たカットなんですが・・・

電柱や背景の建物の高さもろとも合わせようとすると、駐車車両だらけでこんな感じに。
日曜の朝方に訪問したのでそんなにいないだろうと思ったら、この日は朝市が行われていて朝8時台で結構な混雑になっていたり・・・。
営業時間は9時台からではありますが、日曜朝はカット回収しにくいので朝市のある日はカット回収しにくいものと思ってもらったほうがいいでしょう。




公共交通でのアクセスはJR石北本線南永山駅が最寄。
路線バスだと、本数面から道北バス68,70,71,666,667号系統等で永山2条4丁目停留所下車、そして徒歩15分ほど。
<永山神社 第壱骨(1話)>


天照大神や永山地区を含む北海道内陸部の屯田に尽力した永山武四郎将軍を祭神としている永山神社。
七五三シーズンだったので、参道の車止めの看板が七五三のものに変えられていました。
<永山3条16丁目(博愛内科胃腸科医院付近) 第肆骨(4話)>


ここからは4話で藤岡家へ向かう道中より。
永山にある設定の櫻子さんの家(九条邸)から大雪国道(国道39号)→旭川新道(国道12号)で末広・鷹栖方面へと向かいます。
まずは、道北バス永山2条16丁目停留所前にある内科医院から。既に医院の立て看板が撤去されていましたね。


隣の調剤薬局。


アクセスは、永山神社含めJR宗谷本線永山駅より徒歩10分ほど。路線バスは道北バス68,70,71,666,667号系統等で永山2条16or18丁目停留所が最寄。
<北旭川大橋 第肆骨(4話)>


大雪国道から旭川新道に曲がった先の石狩川に架かる北旭川大橋を通過するシーン。
<ビッグトマト末広前(旭川新道・名寄国道の交差点) 第肆骨(4話)>


旭川新道走行シーンその2。名寄国道と旭川新道の交差点のあたりから。
<東鷹栖3線10号・末広5条12丁目交差点 第肆骨(4話)>


旭川新道走行シーンその3。

側道から。
ちなみに、この交差点に関しては道北バス103,106号系統等で末広4条12or10丁目停留所が本数面でも最寄。
◆◆舞台巡りマップ(永山・末広エリア)◆◆
●●旭川近郊(旭山動物園・当麻・美瑛)●●
<旭山動物園正門 第壱骨(1話)>


言わずと知れた旭川の名所。なお、年に10数日しかない休園日に訪れたためこの通り。
<旭山動物園あざらし館 第壱骨(1話)>


あざらし館の模様も冬クールの冴えカノで訪れた際に撮ったものから。
・・・まあ、上下をつなぐチューブの中でほぼ止まって愛嬌ある姿を振りまくことが実はあまりないのでロクな写真ストックしてないんですが(白目)
<当麻鍾乳洞(鍾乳洞グリーンパーク) 第参骨(3話)、店舗別オリジナル特典(ゲーマーズ)>


3話冒頭に訪れた当麻の鍾乳洞。


なお、冬季閉鎖中(11月~4月下旬)でしたので駐車場のところまでしか行けず。
鍾乳洞の有料エリアはキャプのみで。

ゲーマーズの全巻購入特典絵(特大マルチクロス)も鍾乳洞の中から。


鍾乳洞に併設されている鍾乳洞グリーンパークの入口ゲート。
奥に進む道の草木の植生は一致するんですが、鴻上さんの祖母の遺骨が発見された岩山等々は園内散策路の一部通行止めなどで結局わからず終い。
グリーンパークの散策は雪解けを待ってからリベンジとなりそうです。
<青い池(美瑛町) 3話>


鴻上さんの家に飾られていた一番右は青い池になります。
美瑛を代表する名所でもあり、物語シリーズにも既に登場していたりとおなじみの場所かもしれませんが。
◆◆舞台巡りマップ(旭川近郊)◆◆
以上になります。
メインエリアの旭川の舞台紹介とだけあって、やや冗長な内容になってしまいました(汗)
しかし、赤い屋根のコンビニの話や喫茶店の調度品の話など制作サイドが背景面もしっかり作り込んでいるんだなというのが巡ってみてひしひしと感じさせられましたね。旭川市のFacebookとも連携していたりと、舞台絡みで何か動きが来年の雪解けを機にあると思いますし、そのあたりも楽しみに遠い春を待っていようと思います。
また、春以降のリベンジ云々言っていますが11月~4月の冬季でも、公共交通機関(汽車・バス)のみで嵐山や永山、東光エリア等主要なエリアも一日(15~16時ごろに迎える日暮れまで)で訪問することは十分に可能です。
ただ、実際使ってみてバスの本数も30分に1本以下のところも多いなど結構な距離を徒歩で移動することになりますので、道央の平地に比べて一段と冷え込みの激しい内陸部の街ならではの寒さ対策だけはしておいた方が身のためかと思います。
◆◆舞台巡りマップ(広域版)◆◆
※旭川エリアの本編に登場した箇所は赤点、特典絵などその他要素で登場した箇所は緑点で示してあります。
【旭川・当麻広域】
【全エリア】
一部画像は比較研究目的で引用しております。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の画像の著作権は、
©2015大田紫織・エブリスタ/KADOKAWA/「櫻子さん」製作委員会 に帰属します。

2015年秋アニメ『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』第壱骨(1話)の舞台巡り記事です。
昨年秋の天メソに引き続き、今年の秋も道内を舞台にした大きな物語がまた一つ始まりましたね。
しかも、これまでアニメ作品で描かれることの多かった道央や道南ではなく、「道北」という旭山動物園が一瞬登場すること以外ではまさに新境地。
「骨」アニメというジャンルのSFという変わった作風も相まってはいますが、これからの登場の仕方やご当地での展開もますます楽しみです。特に、今回は公式Twitterがリアルタイムにロケの模様の写真をあげたり、既に旭川市のFacebookとも連携していたりと舞台絡みで何かありそうですしね。
というわけで、今回は第壱骨(1話)にて九条櫻子(櫻子さん)が館脇正太郎を連れだして骨拾いに出かけた留萌地方は「増毛町」になります。
※暑寒海岸→増毛町中心部→箸別→舎熊地区の順に北上する形でご紹介。
※道路上のカットの撮影は往来の危険もありますので、脇に寄ってからにしましょう。
<暑寒(しょかん)海浜キャンプ場(暑寒海岸) 第壱骨>


最初に骨拾いに来た海岸。札幌からオロロンライン(国道231号)で1時間半~2時間ほど北上すると最初に行き当たります。
この海岸は原作準拠ですね。






橋げたの高さと河原の高さは全般的に合いません。














作中で人骨を拾ってしまうんですが・・・

打ち上げられた魚の死骸や骨ならちらほら見かけたんで、本当に人骨があるかもしれないと思わされるような雰囲気ではあったり(?)。












<増毛駐在所 第壱骨>


1話終わり際に櫻子さんがタイムトリップ型でトリックの解説をした駐在所。
窓の形は変えてあるんですね。
※現役の交番・駐在所ですので道の向かい側から遠目に撮影するなど配慮をお願いします。
<中歌地区その2(ノールマリーナ増毛東側) 第壱骨>


最初に紹介した暑寒海岸へと向かう道中。
後述しますが、第二箸別バス停付近のオロロンラインから漁港や増毛市街地へと降りていく道になります。




作中では漁船が停泊していますが、実際にはヨットやクルーザーのマリーナだったり。
(増毛中心部の漁港はこの先に別にあります。)
<中歌地区その1 第壱骨>


前述したオロロンラインとの分岐点が左手奥に見えます。
<第二箸別バス停前(箸別駅西側) 第壱骨>


沿岸バスの第二箸別バス停前より。
このすぐ後ろを2016年に部分廃線になる留萌本線が通っています。(当記事トップ画参照)
<セイコーマートいとう増毛店 第壱骨>


櫻子さんたちが次に訪れて検死をした海岸は舎熊駅近くのセイコーマート増毛いとう店界隈。
向日葵で有名な北竜町や青看板(青看)にもあるように妹背牛(もせうし)方面へと抜ける道道94号線との分かれ道のあるところですね。
















第壱骨(1話)の分は以上。
ここからは、おまけ程度にはなりますが増毛の観光も兼ねたネタの方をいくつか。


暑寒海岸へと向かう道中にあった看板、そして正太郎がお目当てにしていた「甘エビ」は増毛の名物。
町のカントリーサインもエビですしね。

訪れた日は、増毛でも有名な「寿司屋のまつくら」さんにてお昼をいただきました。
「ナニコレ珍百景」等々で総重量1.4kgもあるジャンボ生ちらしが度々取り上げられているお店ですね。


正太郎「甘エビ祭りだーー!!」
というわけで、甘エビ実食。

・・・甘エビ三昧の丼を頼むお金もあまりなかったので、比較的安価だった刺身の定食(1400円)にはなりますけどね。

なお、このまつくらさん。
WORKING!!の原作者・高津カリノ先生の行きつけの店でして、このようにWORKIING!!やサーバント×サービスのキャラが描かれた色紙がずらりと。
来られるたびに色紙を置いていっているとのことで、年に数枚ペースで色紙がどんどん増えていっているらしいです。


伊波ちゃん!!!

最後に16年度に増毛~留萌間が部分廃線となる留萌線より。
まだこの日のように穏やかな日は心寂しさも感じませんが・・・風雪に耐える冬景色の日に来ると様になりますよ。
この1枚のホームと車止めは。

駅名の読み方でネタにされてはいますが、この駅が無くなるまでに半家→増毛の乗車券も出しておきたいところですね。

というわけで、増毛町編以上です。
今後は旭川が舞台のメインとなるので、そことセットで巡ることをおすすめ・・・・
・・・・と言いたいんですが、この増毛だけでもそれなりに巡る箇所も多いですし旭川と増毛自体が100km近く離れているなど旭川と増毛の両エリアを日帰りで巡るとなるとかなり駆け足になるかもしれませんね。車利用であっても。
無論、廃線迫る留萌線の訪問と抱き合わせて訪れるのもいいですが、留萌線自体もそして並行する沿岸バスの本数も多いと言えませんので事前の計画だけは怠らない方がいいかなと思います。
◆◆舞台巡りマップ◆◆
※増毛町の地点は青点で示してあります。
【増毛町】
【全エリア】
一部画像は比較研究目的で引用しております。
『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』の画像の著作権は、
©2015大田紫織・エブリスタ/KADOKAWA/「櫻子さん」製作委員会 に帰属します。
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