
8/8上野発の下り北斗星が北東北及び道南地区の大雨の影響で翌8/9に函館で運転打ち切りとなったため、8/10にこの列車の札幌までの回送も兼ねた1レスジでの函館~札幌間の臨時特急が運行されました。
上の写真(琴似にて撮影。)のように、HM無しの北斗星が運行されると当日朝に知り、最初は撮るだけにしようかなあ?と思っていたのですがどうやら自由席特急券で乗車できるらしいとの情報を聞きつけ、
これは乗るしかない!!
というわけで南千歳→札幌の短い間ではありますが、3年ぶり2回目の北斗星に乗ってきました。

南千歳の発車掲示板。
いつもなら1041発の札幌行は北斗星と表示されるのですがこの日はちゃんと臨時特急となっていました。
で、念のため南千歳の駅員氏に自由席特急券でこの臨時特急に本当に乗れるのかどうか聞いたところ・・・
大丈夫との返答もあり乗れることが確定となりました。
※ちなみに返答を聞く際に目を通していた通達には、自分の記憶が正しければ・・・
①客扱いは1~6,11号車に限る。(但し通路やデッキはその限りではない。)
②1,2,11号車の開放型B寝台は下段座席のみ使用。各上段にリネン積み込み。
③3~6号車の個室も開放。(話を聞く限りどうやら函館の始発から乗車した方優先だった?模様。)
④6号車ロビーも開放。
⑤ヘッドマークは機関車に積み込み。
などのようなことが書いてありました。

そして定時で臨時特急北斗星到着。
側面行き先標は臨時になっていましたね。

(※写真は札幌到着後に撮影)
乗り込むと車掌氏に開放Bの方の席も空いてないと言われ、ロビー室or7号車食堂車の空いてるところに座ってと言われたので、まずロビー室へ。
ところが、ここもほぼ満席状態だったためお隣の食堂車へ。

というわけで、食堂車「グランシャリオ」へ。
3~4名ほど先客はいましたが、ほぼ貸し切り状態で乗車できるのは定期便含めても無いんじゃないかな。

せっかく3年ぶりに北斗星に乗ったことですし、少々車内探検のほうを。
これは6号車ロビー室併設のシャワー室。
3年前乗った時にはカードの磁気不良で1回目湯が出ないハプニングにみまわれた忘れもしない(?)シャワー室ですね、すごく個人的な話ですが(

9号車B寝台ソロの通路。JR東日本担当車なので電子ロック式になってますね。
札幌着まであまり時間がなかったので、あとは11号車の開放Bで生徒会の一存(1期)の車内カットを回収しようとは思ったんですが、さすがにほぼ満席だったので自重・・・・

残りの時間はのんびりとグランシャリオで過ごすことに。
普段空港までの往復で見慣れている千歳線の車窓も、豪華寝台特急の中から眺めると非日常の風景に見えてしまう。そんな、車内の時間の流れ方も感じられたりw
そして、写真には写っていませんが厨房の方に冷蔵されているサッポロクラシックの誘惑がすさまじかったですねw自分もワインか何か持ち込んでればと後悔したり(何)

しかし、この空間にまさか乗車券と自由席特急券だけで乗る日が来ようとは思ってもいませんでしたよ。

そんなこんなで、1列車のスジで走っているため通常の北斗星と変わらない乗換案内に続いて、最後の最後に臨時特急をご利用いただきありがとうございますという車内放送が流れ、札幌定時着。

最後に、行き先標は基本的には臨時だったんですが・・・

1号車だけ幕が壊れていたのか試運転の表示になっていましたねw
以上です。
まさかの形で2度目の北斗星乗車となりましね。そして、イレギュラーすぎる形で。
道内住んでいるうちにもう一度札幌上野の全区間乗っておきたい欲が再燃してきた、そんな日になりました。
<おまけ>

同じ日、夏コミのために上京する前に札幌に到着する特急ワッカ号だけおさえておくことに。
もう、しばらく道内帰ることもありませんでしたしね。

先頭車側面。アイヌ語でワッカとは「水」を示す言葉だそうで、清流「尻別川」の象徴であるイトウをモチーフにしたラッピングがなされていました。

HM。

シール式の行き先標。

昨年のヌプリ号や旭山動物園号でおなじみの記念撮影用シートはこのワッカ号にも顕在でした。
これは1号車の春のキタキツネの草原をイメージしたものなんだとか。
今年は去年のヌプリ号のように乗車する機会が無かったので外からになってしまいましたが・・・・
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