2012年10月~2013年3月にかけて放送された、ななみんこと青山七海ちゃんだけが最後まで可愛かった番組こと、「さくら荘のペットな彼女」の舞台探訪記事です。
今回は以前舞台情報として載せた15話の空太君の福岡・博多帰省編のものがメインとなってます。
(これに伴い、以前あげた札幌編に付属していた舞台情報の記事は削除しましたので、ご了承ください。)
<700系(JR西日本B編成)、N700系>
博多へ帰省する(及び帰省から帰る)車中のシーンに登場したのは・・・
外観と座席が700系B編成(JR西日本持ちの編成の一種)(画像右上)で、内装がN700系チックな新幹線(画像下、照明や窓の大きさだけより)でした。
しかも、座席が2・2になっていることからわかる通り・・・・グリーン車です。
年末年始でグリーンしか空いてなかったのかもしれませんが、高校生の分際でよくも乗れたものです。
内装(主に天井の照明の形状が丸になっていたりする点)はN700のものを使っているというのは、このカットなどからもわかります。
座席は付随するオーディオパネルの形状見る限りでも700系のものをモデルにしていますね。
きのこたけのこも一応再現しておきました(
なお、本編でも自動車内アナウンスが流れていましたが、実際の東海道・山陽新幹線の日本語自動車内アナウンスの声の主である脇坂京子さんの声に似せてきてはいるんだけども、実際とはフレーズが違っていましたね。完全再現はならずといったところでしょうか。
<博多駅博多口(JR博多シティ・博多阪急側)>
博多駅西口側の2011年に九州新幹線全線開通と共にオープンした巨大な駅ビル・JR博多シティのカット。
駅の南西から撮影ですが、横断歩道の位置がより南側に改変されているので横断歩道より南側から撮るのがベストでしょう。
<博多駅新幹線中央改札口>
新幹線改札口は先ほどの博多口の逆側・筑紫口寄りになります。
この、改札口も2011年の九州新幹線全通に伴いリニューアルされて綺麗になっていますね。
<博多駅新幹線ホーム>
駅名票。新鳥栖とも書かれているあたり、九州新幹線が直通した後のものですね。
博多駅での700系B編成。
以前あげた舞台情報記事には臨時列車で入ること以外基本的に博多で見れないと言いました・・が・・・
2013年3月のダイヤ改正後に、ひかり441号、444号の2便のみ博多でこの16連の700系西編成(B編成またはC編成)を見ることができるようになりました。
特に博多に9時45分に13番線に着く441号は本編のように左側にホームが来るのでそれなりに再現できる・・とは思います。
ちなみに、西日本編成の中のB編成は、シックな内装のほかに先頭車の側面にJR700と青文字で書いてあったり、側面の行先表示が電光掲示から判断できます。
ただし、編成数は少ないので西日本編成の運用の列車でも、このB編成と巡り合えるかは運しだいかもしれません。
帰りの車中で食べていた駅弁は、博多特上かしわめし弁当をモデルにしたものですね。右下のにわとりの絵が描かれていて、中身もちょっとおかずが豪華なオーソドックスなかしわめし系の弁当でした。
因みに、これは博多駅新幹線中央改札口出てすぐのところにあるキオスク本舗の駅弁売り場などで売っていました。私が行ったときの情報ですと、朝の9時半ごろに入荷しているとのことですので、確実に買いたい方は午前中に仕入れてしまうのも手かもしれません。
なお、博多駅ではほかにも類似したかしわめし系の駅弁が多いので、これ目当てで買われる方は注意して買いましょう。
<九州鉄道記念館581系(クハネ581-8号)>
空太の実家のモデルや、初日の出を見に行った展望台はまだ未特定なわけですが・・・・
実家の空太の部屋に飾ってあるポスター(赤丸箇所、画像左上)を良く見ると、九州鉄道記念館の車両展示場にある581系だったりします。
猫の名前があおば・あさひ・のぞみなど新幹線の列車種別名になっていたりと、元々鉄道ネタは入れてきてはいましたが、まさか、こんな小物にまで鉄道ネタを混ぜ込んでくるとはww
なお、九州鉄道記念館は福岡県・北九州市門司港駅隣にあります。次に登場する博多駅からは在来線経由で1時間~1時間半ほどのところです。
以上、さくら荘15話福岡帰省編でした。
アニメ版では描写が無かったのですが、原作だと、博多駅から地下鉄とローカル線を乗り継いで30分ほどの急行の止まらない空太の実家最寄駅に着くシーン(つまり、西鉄天神大牟田線の雑餉隈~朝倉街道あたり?の普通停車駅)や太宰府天満宮に初詣に行くシーンがあるなど、スケッチブックや.hack以来の西鉄電車登場を匂わせるものがありました。
が、全てカットされちゃっていた点は残念でしたね・・・・まあ、リニューアル後の博多駅が一瞬でも出てきただけでも、良しとしておきますかw
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